三大疾病に備えていますか? 三大疾病は誰でも罹患の可能性がある
悪性新生物・心疾患・脳血管疾患の3つが「三大疾病」と呼ばれるのは、それだけ多くの日本人が毎年罹患し、これらの病気が原因で亡くなっているからです。実際のデータを見ると、三大疾病は誰しもが将来罹患する可能性があるといえるでしょう。
死因の約半数を占める三大疾病
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日本で1年間に亡くなった方のうち、三大疾病が原因だった方の割合は実に45.6%。つまり、日本人の約2人に1人は三大疾病で亡くなっているのです。内訳を見ると、ガンを含む悪性新生物による死亡が一番多く24.3%、次いで心疾患(高血圧性を除く)が14.7%、脳血管疾患は6.6%となっています。
老衰で亡くなる方は12.0%に留まっていることからも、三大疾病による死がいかに身近なものであるのかがわかるでしょう。
入院や介護の要因にもなる三大疾病
三大疾病は死因の約半数を占めるだけでなく、入院や介護の要因としても大きなウェイトを占めています。
入院されている方のうち約4人に1人は三大疾病が原因となっており、介護が必要になった方の約4人に1人は三大疾病が原因となっているのです。
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三大疾病にかかると入院の長期化が予想されるうえ、次に挙げるようなリスクが想定されます。
- 身体障害が残る
- 保険適用外の最新治療などに大きな治療費がかかる
- 入院・通院中の休職などで収入が減少する
- 本人のみならず、ご家族に精神的・肉体的・経済的負担がかかる
身体障害が残れば、入院日数や通院日数がさらに増加すると考えられます。加えて、最新治療を受けようとすれば、自己負担で大きな治療費を負担しなければならないかもしれません。経済的な負担がご家族の精神的・肉体的負担とならないよう、日頃から三大疾病に備えておくと安心です。